脳科学から見た茂木健一郎の『「すぐやる脳」のつくり方』

茂木健一郎の『「すぐやる脳」のつくり方』

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すぐに行動したい。「ToDoリスト」を次から次へと処理したいと思っているのに実行できない。そんな怠惰な自分が嫌になってしまうことありませんか。私も「ぐずぐず」「タラタラ」です。それでも、そんな自分を変えたいと、いくつか実行したことがあります。
例えば、
* 勤めていた頃に実行したことは、朝の珈琲を飲む前、メールをチェックする前に、部下から「新規資料の要求があったお客のリスト」を借りて、数件電話コンタクトをしていました。初めてのお客さんなので、いろいろな嫌な対応もあります。それでも、シャキッとします。
* 今は、起きたら直ぐMacBookのスイッチを入れて、アプリの『タイピスト』で、キーボードの早打ち練習、そして速読の視野拡張訓練を行って、すぐ行う事を習慣づけようとしています。

結果を出せる『「すぐやる脳」のつくり方』

脳科学者の茂木健一郎が、脳科学的に見た「すぐやる脳」のつくり方の伝授です。さすが脳科学者です。なるほどと参考になるところが多くあります。
「すぐ行動できる人」と「できない人」では、何をするにも効率、成果に大きな差が出てしまいます。これからの世の中「すぐやる脳」に切り替えないと、世の中の変化についていけないでしょう。
では、「すぐやる脳」に変えるためにはハード努力が強いられるのでしょうか。脳科学的にはそうではなく、抑制されていた脳を解き放し、深く考えないで、すぐやることを習慣化することだそうです。面白そうでしょう。

本の最初の一部を引用編集して紹介します。

「ぐずぐず脳」の人

  • 出社してすぐエンジンがかからない。
  • やる気があるとき、ないときの差が激しく、仕事がはかどらない。
  • ToDoリストのタスクが減っていかない。
  • 面倒な仕事を先送りする。
  • 休日に仕事を持ち帰るが進まず、脳の疲れが溜まる。
    どうでしょうか。あなたの脳は動きが落ちていませんか。
    「すぐやる脳」のいいところは、日々のちょっとした意識や習慣を変えるだけで、新しく神経回路が強化されていくことなのです。

    「すぐやる脳」と「ぐずぐず脳」の差

    「すぐやる」「すぐやれない」という差はどこから生まれてくるのでしょうか。すぐに動けない人の原因を脳科学的に説明すると、意外なことに、脳が正しく働いている人なのです。脳が指示通りに機能して、抑制が利いてしまった人のことです。
    「実行に移す前に、まずは慎重に検討しなければならない」、「これが重要なことは理解できるが、常識で考えた場合…」周囲でこんな言葉が交わされていないでしょうか。このような集団の”決まり”が脳の「抑制」になり、私たちの行動にブレーキをかけてしまうのです。結果として、誰かの指示を待つことで自分の決断や行動にストップをかける癖がついてしまっています。ルールに忠実で、堅実な人ほど、今の社会では行動力が減衰していくばかりです。
    大きな成果を出して成功しているトップランナーたちは、素早く決断し、プレッシャーをものともせず、素早く行動して、イノヴェーションを実現しています。彼らが脳の抑制を外すことができた成果でしょう。

詳細は本書をお読みください。

大目次の紹介

1章 「すぐやる脳」と「ぐずぐず脳」
2章 リスクを取って「すぐやる脳」に!
3章 「安住しない人」が未来の成功を手に入れる!
4章 脳をやる気にさせる「自律」のメカニズム
5章 仕事の速度をアップする脳の使い方とは?
6章 「すぐやる脳」に変われば人生がガラリと好転する!

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