『中国語の語順を制す』

動詞を基準に見ると、 日本語は動詞が一番最後、英語の動詞は前、そして中国語は真ん中と違う。中国語の我爱你(SVO)を例に中国語の構文は英語と似ているといわれたりするが、そうでもない。中国語を動詞基準で考えると、動詞の前は日本語に似ていて、動詞の後は英語に似ているようだ。

『中国語の語順を制す』:林松涛、王怡韡

”目から鱗が落ちる”一冊です

日本橋の丸善で見つけた『中国語の語順を制す』、私には”目から鱗が落ちる”一冊です。いままで文法書を読んでも、中国語の語順については何かモヤモヤしていた。つまり良くわかっていないのです。

品詞を『不思議の国のアリス』のキャラクターの置き換えて、中国語の語順を説明している。これがわかりやすいうえに、極めて論理的なのです。「あーそうだったの」の連発です。
この語順が頭に入っていれば鬼に金棒です。

この本で学習してから、他の文法書などの教材を読むとほんとうに効果的です。

大目次

第1章:意味から考えよう
– 三大文型の基語順をマスター
– 動詞の前にくる「いつ、どこ、どのように、副詞」の位置をマスター
第2章:動詞の後に気をつけよう
– 存在と関係ある文、二重目的語文
– 了,过,差の使い方
– 「どのくらい」、「何回」の場所
– 程度、方向、結果の表し方
第3章:中国語らしい発想をしよう
– 二重重ね図を使って中国語らしい発想
第4章 構文はこう考えよう
– 使役文、受け身文、把の構造、比較表現
– 可能表現

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10ヶ国語のプロ翻訳者が伝授する
「動詞フォーカスをした外国語学習法」

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