40歳を過ぎの人は読んだがいい、読んだら変われる。文藝春秋の2017年夏の特別号『脳と心の正体』

文藝春秋の2017 夏の特別号「脳と心の正体』

文藝春秋の2017 夏の特別号を読んでいます。私の保存版になりました。

脳科学の専門家、脳科学を取り入れた各種のトレーナーなど、脳を鍛錬の仕方、心を安定させる方法を、納得できる論理で解き明かす高級なハウツー本でしょう。

特に40歳を過ぎた方は読んでみてください。これからの人生が変われるヒントがあります。

目次、読んだら変われる記事が満載です。

次は、ほんの一例です。

明日からできる脳力10大活用法では

すぐに実践できる脳の鍛え方が書かれています。説明が論理的なので納得できます。

例えば、最初の「脳の学校」代表の加藤俊彦の「一万人の脳画像でわかった四十歳からの脳の鍛え方」では、80歳からドラムを始めた男性の1年後の脳画像が小学生の脳の一年の成長に匹敵している事実で、脳は死ぬまで成長すること明らかにしている。40代のうちから使っていない脳番地を鍛える習慣を身につけることが大切で、鍛え方をわかりやすく、具体的に述べています。すぐ実践したくなります。

マインドフルネス入門では

精神科・心療内科医で臨済宗の住職でもある川野泰周の「不安が取れる、よく眠れる通勤中にでもできるマインドフルネス実践講座」は、呼吸、食事。通勤などの日常生活のなかで、誰でも行える瞑想法を公開しています。電車の吊革につかまりながらマインドフルネスができますよ。

ここまでわかった心の正体では

社会心理学者の山岸俊夫の「日本人よ、びくびく生きるのはもうやめよう」では、このように言っている。

「–日本人の美点とされている和を大切にする心とは、まわりの人たちとの間で積極的に協調性を築いていこうと気持ちよりは、まわりから嫌われたりまわりから嫌われたり波風を立てるのを避けようとする気持ちに近いように思われる。—–出過ぎたまねをして打たれる杭にならないように用心するリスク回避のメンタリティは、今や日本社会から活力を失わせる大きな要因となっている。

なるほど、思い当たります。

巻頭の池谷裕二と橘玲の対談では

池谷裕二がおもしろいことを言っている。
「ーーー脳は非常に燃費が悪く、エネルギー消費量は20%にもなる。生きるために脳があるはずなのに、脳を食わせるために、人間は苦労して食料を調達しているようなものです。なぜ、多大な労力を費やして、ここまで脳を発達させたのでしょうか。ぼくが長年、考え出した結論は、「宇宙を早く老化させるため」です。ーーーー」
さて、どういうことでしょうか。
また、「無意識こそ自分の本体だと認識した方がいいと思います。ーーー自分の脳力を高めようと思うのであれば、無意識を鍛えるべきです。スポーツ選手や音楽家、将棋や囲碁の棋士が日夜、行っていることが参考になるでしょう。ーーー彼らの優れた直感は、その鍛錬から出てくるものです。

読んでみたくなるでしょう。

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川村明宏のジニアス速読術

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