298円で天才になれる。六波羅穣の『一流の記憶術』

暗記するのが億劫になった。どうせ暗記してもすぐ忘れてしまう、と暗記する意欲がなくなっている。

暗記までしなくても、数ヶ月前に読んだ本の内容も、学習したこともすっかり忘れてしまっているのは情けない。

とはいえ、歳のせいだとは思いたくない。

そんな時、『一流の記憶術』(著者 六波羅 穣)に出会った。自分は頭も良くないのに”記憶術なんて”、と馬鹿にしていた。

クイズ番組の東大生は、地頭がいいだけでなく、間違いなく”記憶術”を自在に使いこなしているのです。

『一流の記憶術』:六波羅穣

Kindle本で298円です。(kindle unlimitedだと無料)
一流の記憶法: あなたの頭が劇的に良くなり「天才への扉」がひらく

読みやすく、分かりやすい本です。読み方は、本文に挿入されているテストを必ず行うことです。すぐに記憶が実感できます。私は読み終えて、すぐにいくつか記憶術を実践しています。

目次の紹介

第1章 記憶のメカニズム

「記憶の過程」
「短期記憶」
「長期記憶」
「想起」
「忘却」

記憶のメカニズムを知るでけで、間違いなく記憶力が上がる。中国語の動詞をもう200語増やそうと思い、1日10分で3語を、短期記憶、長期記憶、そしてエビングハウスの記憶実験の忘却曲線のメカニズムを踏まえて学習している

第2章 記憶の原則

「注意」
「想起練習」
「関連付け」
「手がかりの数」
「情報の記憶しやすさ」
「手続き記憶の活用」
「忘却への対処」
「脳の状態」

冬季オリンピックを見ていてスピードスケートで連呼される”小平奈緒”の名前に注意を向け、自分の脳に一度記銘する意識を持たないと記憶にはならない。
そして記憶したことを想起できなければ役に立たない。何か関連付けて長期記憶して、その手がかりから想起する必要がある。中国語の単語は、単語単体ではなく、ピンイン、発音、例文と手がかりを増やして、記憶している。

記憶術

記憶力の大会でも使われている記憶術を使えるようになれば、 数十から数百もの情報さえも、 数時間のうちに覚えられるようになります。円周率も100桁程度であれば、 数時間程度の時間で覚えられるようになります。 こうなればちょっとした天才と思われるでしょう。

「関係法」
「語呂合わせ法」
「一連法」
「音楽活用法」
「物語法」
「連想結合法」
「変換記憶術」
「数字形システム・数韻システム」
「数字イメージ変換システム」
「ベク法」
「身体部位法」
「イメージ式ベグ法」
「場所法」
「記憶術の活用法」

私は「数字形システム・数韻システム」を応用して、0〜99までに言葉を当てはめる表を作っています。これを確実に記憶しておけば、電話番号、暗証番号などイメージストーリーにして記憶できます。
「場所法」を試して見ました。10分くらいで記憶した10の言葉の順番を1週間後に忘れていませんでした。これは、例えば最寄り駅まで歩く道にある物や建物を順番に決めて、そのポイントに記憶対象を関連つけてストーリーにする記憶術です。いま場所(ルート)をいくつか作っています

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