「脳はバカ 腸はかしこい」を読んで

「脳はバカ 腸はかしこい」:藤田紘一郎著

読み終えて、確かに私の脳はかなりバカだと思いました。

腸の勉強をしようと思い本屋で手にしたのが「脳はバカ 腸はかしこい」でした。著者の藤田紘一郎は東京医科歯科大学の名誉教授で専門は寄生虫学、免疫や伝染病研究の第一人者です。70歳を過ぎたご高齢のようです。それにしては元気に溢れた文章で、どうまとめて良いか苦労しています。このようなことも述べ嘆いています。

日本人はセックスを大脳皮質で考えるようになって、本来爬虫類脳にある生殖としての獣本能を忘れ、イメージとしてのセックスに満足して、生殖としてのセックスを拒否し繁殖力が落ちている。
また、脳のないミミズの糞が土地を肥沃できるのは、その腸内細菌は素晴らしいからで、ミミズを飲んで精力がついたのはその腸内細菌のおかげだそうです。

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この本は220頁の単行本で、幼児期の教育法、糖質と炭水化物の制限など、幅広く述べてます。本の内容の一部、特にセロトニンについて、私が読みながら鉛筆でマークした箇所を引用、編集しました。

常に暴走するバカ脳と違って腸は身体のことを考えている

腸は第二の脳ではない!

腸の思考力は脳より上だと言っている。腸には大脳に匹敵する数の神経細胞があります。それは生物に最初に備わったのが腸で、脳の祖先が腸から始まったことに起因しています。腸は消化の目的だけで働くというのが一般的な考え方です。しかし、腸は病原菌を排除し、ビタミンを合成し、免疫力をつくり、さらに人間を幸せにする物質セロトニンやドーパミンを合成している。つまり幸せを作っているのは腸です。

脳は意志薄弱、腸は頑固

脳はモラルはないし、だまされやすく、さらに悪いのは意志薄弱です。それに反して腸は頑固に自分の腸が正常になるように努めていて、「便通」を通して健康になるためのメッセージを発信して警告しているのに、脳は意志薄弱ですぐ誘惑に負けて身体に悪いことを平気でやってしまいます。たらふく食べて、セックスして、おしゃべりして…脳の報酬系は大満足。

幸せな脳は腸がつくる

人が幸せと感じるのは脳から分泌される脳内伝達物質が関係しています。一つはセロトニンで「歓喜や快楽を伝えるもので、物事が順調にいっているとき」、もうひとつはドーパミンで「気持ちを奮い立たてやる気を起こす、逆境や不遇のときにその力を発揮します」。この脳内伝達物質の「幸せ物質」はアミノ酸を多く含む食品をいくら食べても、腸内細菌がいないと合成できません。人体に存在するセロトニンの90%は腸にあり、脳の存在するセロトニンはたった2%に過ぎないが、人間の精神活動に大きく関与しています。腸内環境の悪化がうつ病や不安神経症を促している可能性を示唆しています。

脳から司令がなくても独自の命令をだせる唯一の臓器

身体にストレスを受けると、腸は不安を打ち消すためにセロトニンを分泌します。そのときセロトニンが急激に増えると腸が不規則な収縮を繰り返し、下痢になったり、便秘になったりします。これはセロトニンが腸を守ろうとしている証拠で、脳に危険を知らせる信号をだしています。腸内環境を一定に保つためには、ストレスの少ない生活を心がけ、セロトニンを一定量に保つことが大切です。

活性酸素がセロトニンを作る腸を攻撃している

文明社会は「活性酸素」を多量に生む社会になってしまいました。食品添加物、残留農薬、濃度が高い塩素水が入った水道水、排気ガス、また電磁波、外界からの放射線、紫外線、そしてストレスがあります。抗酸化力のある植物性の食品を積極的に摂る必要があると言っています。

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