「おかげさまで生きる」:矢作直樹著

人気の矢作直樹の「おかげさまで生きる」を読んで

著者は「人間は死なない」の矢作直樹です。自らの体験と臨床医として死と生の境を見てきた著者の”肉体の死は終わりではない”の信念に、日本人の心の底に流れる神道的生き方を再啓示した著書でしょか。新書版で字も大きく読みやすい本です。

自分が気になったキーワードについての感想です。

「しかたない、日本人の本性」

2013年の大地震の被害と被災者の様子は全世界に報道されました。外資に勤務していた私に、多くにの国から安否とお見舞いのメールが届きました。その年の暮れ、国際会議に参加した時に、あんな沢山の人が被災したのに暴動が起きることもなく、被災者が給水車、食料の支給に整然と並ぶ姿、悲しみにヒステリックにならない姿に驚いていました。

著者が言っているように、人知を越えた出来事に「しかたない」と状況を粛々と受けいれる日本人の覚悟と潔さは、理解しづらいことだと思います。「しかたない」はあきらめ境地の言葉ではありません。本当に困った時の日本人の神性な本性でしょうか。

「見えないものに意味がある」「死ぬことは普通のこと」

科学的に証明できない見えないものがあることは私自身も確信しています。誰にでも備わっていて、人を癒すことができる生命エネルギーです。しかし、「肉体は死んでも魂は死なない、死ぬことは普通で、独りで逝くのも孤独ではない」と、生と死の境を取り払うことは、私にはまだまだほど遠い次元です。

「つながりを切らずに、しがらみを断つ」

たしかに考えて見ると多くのしがらみがあります。「こうでなけばならない、こうしななけらばならない、あの人との関係は大事だから、周りのことを思うと」とか、孤独と分離を恐れ、自分を縛っているしがらみが沢山あります。著者は、まず自分でこれだけは譲れないと思っているしがらみを一個断ちなさい。その方が自分のストレスを軽減して、希薄だった関係を良好にできる、と言っています。確かに!人との関係だけでなく、私が私自身を呪縛していることがあります。何かを断ちたいと思ってます。

神道

遠い昔の話です。十五夜になると、祖母が満月が見える窓際に飯台を出して、葡萄、梨など季節のものをお供えしてました。私は、目に見えない神性や自然の循環を大切にしていた日本人の心を忘れてしまっていたようです。

 

最後に、「おかげさま」の生き方ができれば、逆に死は遠くなり、長生き出来るでしょう。

楽天→おかげさまで生きる [ 矢作直樹 ]

iBooks→おかげさまで生きる – 矢作直樹

(Visited 167 times, 1 visits today)
Blogランキング
スポンサーリンク
スポンサードリンク
スポンサードリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク
スポンサードリンク