Kindle版だけで出版されている『勉強の幹をそだてるひぃじちゃんの浅木塾ノート』を読んだことがある。塾の先生をしていた明治生まれのひぃじいちゃんが残した塾のプリントをまとめた本です。「まずは基礎を暗記し、それから基礎を掘り下げていく」指導法で、多くの優秀な人材を送り出した塾だったようです。
そのなかで、小学生から周期律表を学ばせ、「元素記号1〜20』まで暗記させていました。はじめは訳も分からなく暗記しても、元素は化学、物理、医学、すべての科学の基礎となります。
それで、私もこの夏休みに2週間あずかる小学生と中学生の孫に元素記号を教えようと思っています。
iPad/iPhone App:『元素記号』
『元素記号』はiPadの機能、インターフェースを最大限に引き出したAppで、『元素記号』だけでiPadを使う価値があると言われたほどです。化学ぎらいな人、専門家にも便利な元素記号辞典になっています。
- 収録されている画像が解像度が高く完璧です。
- 元素の特性:子配置、結晶構造。原始半径、原子量、融点、沸点、それに宇宙、太陽、地殻、海中、人体に含有されている率などが記されています。
- 元素にまつわる説明は「なるほどそうだったの」と賢くなります。
iPadのスクリーンショット
始動画面です。元素の3Dサムネール画像がクルクル回っている。
フッ素Fをタップしてみました。フッ素Fは反応性の高いガスですから、石英の容器に入っているようです。右側にフッ素元素の特性などが表示される。
次のページにフッ素の応用製品たフッ素の説明文がある。
フライパンをタップすると、360°回転する拡大3D画像が表示される。なぜフライパン? テフロンコーティングされたフライパンだからです。
説明には、こんな面白いことが書かれてます。
iPhoneのスクリーンショット
表示がiPadと少し異なりますが、機能はほとんど同じです。
書籍版