梶本修身の『すべての疲労は脳が原因』を読んで

『すべての疲労は脳が原因』:梶本修身

本書は産官学連携のプロジェクト「疲労定量及び抗疲労食楽開発プロジェクト」の成果をまとめたもので、著者はプロジェクトリーダーです。

脳が疲労の原因とは今まで考えたことがなかった。でも確かに自律神経は休みなく働いている。自律神経中枢の過剰な負荷、活性酸素の過剰発生、単に疲労だけではすまされない脳の老化の要因にもなりそうです。この本は、脳が疲労するメカニズムを論理的に分かりやすく説明し、かつ疲労を少なくする日常生活についても述べています。

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下記は本書内の一部「疲労」-「酸化ストレス」-「自律神経」-「抗酸化」-「イミダペプチド」-「抗疲労効果」の説明部分だけを、私が引用メモしたもので、本書には疲労の要因となる睡眠などについて参考になることが多く述べられています。詳細は本書をお読みください。

疲労は自律神経の酸化ストレス(活性酸素)が原因

  • 疲労はエネルギー不足ではない。
  • 細胞が酸化ストレスにさらされることで起こる。
  • 酸化ストレスは体内で発生する過剰な活性酸素が引き起こす。

ヒトの体で酸化ストレスがもっとも激しいのは「脳の自律神経の中枢」

  • 運動をすると、心拍数が上がり、呼吸が速くなり、体温の上昇を抑えるために発汗する。それを数秒単位で制御しているのが「脳の自律神経の中枢」です。
  • 運動が激しくなると、「自律神経の中枢」での処理が増加し、活性酸素が発生し、本来の自律神経の機能を果たせなくなる。これが脳で「疲労」が生じている状態で、疲労感」として自覚する。
  • 筋肉の乳酸濃度は、筋肉のパフォーマンス低下とは関係ないことがわかっている。脳の疲労こそが筋肉疲労の原因である。呼吸をしている限り、酸素の1〜2%の活性酸素を発生している。活性酸素は強力な酸化作用をもっていて、細胞や組織を破壊する。

人には活性酸素の作用を抑える「抗酸化酵素」がある。しかし、

  • 抗酸化酵素の働きは加齢とともに低下、活性酸素に対する防御力が低下する。
  • さらに仕事や運動などの疲れを感じる活動で大量のエネルギーを使うと、酸素の消費量が増えて、抗酸化の防御を上回る活性酸素が発生する。

科学で判明した脳疲労を改善する食事成分

「疲労定量化及び抗疲労食楽開発プロジェクト」で効果があるとされている23種類の食品効果を実験評価した;ビタミンC、クエン酸、コエンザイムQ10 など。

イミダペプチドがもっとも効果があった。

イミダペプチドは鳥の胸肉に多く含まれている。

イミダペプチドの抗酸化作用のメカニズム

脳を守るために脳に血液を送る途中に危険物を排除する「血液脳関門と呼ばれる関所がある。イミダペプチドは消化されると2種類のアミノ酸に分解される。この2種類のアミノ酸は人体に有益なアミノ酸で、「血液脳関門」を通過できる。そして脳内にある酵素の働きで再合成されてイミダペプチドになる。

イミダペプチドは鳥の胸肉100gで効果的に摂取できる

実験結果から、脳内で持続的に酸化ストレスを減らして、抗疲労酸化を発揮し続けるには、200mg/1日のイミダペプチドをとるのが有効である。具体的に鳥の胸肉100g食べるのが良い。最低2週間ほどとり続けると抗疲労効果が現れる。

サプリメントでとっても同じ効果がある

サプリを選ぶ際の目安は「イミダペプチド確証マーク」です。
「イミダペプチド含有チキンエキス〇mg含有」といった誤解をまねく表示している商品は避けましょう。

鳥の胸肉を毎日食べるのは続かないでしょう。サプリが有効です。

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