大人の英語勉強:新聞コラムの翻訳2017.8.17産経新聞『産経抄』

夏空がない。東京は秋の雨のような天気が続いている。東北では冷害が心配されている。

24年前の1993年、天候不順の冷害で米が大不作で、全国民が米の確保に奔走する米騒動があった。我が家でも知り合いを通じて、農家から高い米を買ったことを思い出した。外米の美味しい食べ方とか、レストランでご飯を残せないとか、今思えば、滑稽なことも多くあった。

素材は産経新聞『産経抄』

8月17日の産経新聞のコラム『産経抄』に、忘れていた”ヤマセ”という言葉が出て来た。まさか冷害による24年前の米騒動の再来はないだろうと心配するコラムです。

原文:産経新聞コラム『産経抄』の冒頭を引用

東北地方の農家は昔から「ヤマセ」に苦しめられてきた。夏にオホーツク海高気圧から吹き出してくる、冷たくて湿った風である。山を越えて吹く風、「山背」が語源とされるが、異論もある。低温と日照不足をもたらし、冷害の原因となる。
「サムサノナツハ オロオロアルキ…」。幼い頃から農家の苦労を見てきた宮沢賢治にとって、憎むべき風だったろう。賢治の作品にさまざまな風が登場するのは、「飢餓風」とも呼ばれたヤマセへの関心がきっかけではないか。日本気象予報士会元会長の石井和子さんがコラムに書いていた。



私の翻訳

“Yamase” has frequently damaged farmers of the Tohoku district since long ago. “Yamase” is a cold and wet wind blowing from a high atmospheric pressure of the sea of Okhotsk in summer. Although there are also found some different opinions, the origin of the word “Ymamase” (mountain’s back) is the wind crossing over a mountain.

“In a cold summer year, I walk about helplessly..”. “Yamase” must be hateful for Kenji Miyamaoto who knew farmers’ hardship since his childhood. Ms. Kazuko Ishii of the chairman of Japan Weather Forecasters’ Association, wrote in her column that the reason why various winds appear in Kenji’s works might be his interest in “Yamase” called ”The wind of starving people”.

スイスイと英語に置き換えているわけではありません。辞書を行ったり来たりして2時間かかりました。間違いは大目に見てください。

TOEIC 600点は”英語ができるレベル”、その先が見えるレベル


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