読まなければならない『「がん」では死なない「がん患者」』

がんでは死なないがん患者?どういうこだろうと思い読んでみた。読み終えて、思い当たることがある。もう20年も前のことですが、義理の父が肺がんで亡くなった。でも最終的な死因は栄養失調でした。

『「がん」では死なない「ガン患者」』:東口高志

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がんで入院しても、がんで死ぬ人は2割、栄養障害が寿命を縮める

著者の東口高志は外科医で、現在は藤田保健衛生大学医学部外科、緩和医療学講座教授です。臨床外科医が、がん患者と向かい合い、患者の延命を実践している栄養学の本です。

生命を維持すために、三大栄養素(タンパク質、糖質、脂質)、ビタミン、微量元素などが、どのような役割をしているのか、不足したらどうなるか、必要な栄養素を論理的、実践的に説明している。

著者の栄養学からみたがんの説明「がんは代謝異常の病気」を読んで、初めてがんの正体を理解することができた。

栄養学の本ですから、日常の食生活にも役に立ちます。

序章冒頭の引用要約です。

がんで入院しても、がんで死ぬ人は2割

あなたは、がん患者が何で亡くなるのか、その「死因」をご存知ですか?

がん患者なのだから、がんで亡くなるに決まってるじゃないの」と思ったのではないでしょうか。ところが実際には、多くのがん患者は、がんで亡くなりません。

がん患者の死因を調べたデータでは、その8割近くががんそのものではなく、感染症で亡くなっているということです。ひと言で言えば、免疫力が低下しているからです。そして免疫力の低下は、栄養障害によってもたらされます。

栄養障害とは、栄養素のバランスが壊れることによって起こる代謝障害です。代謝とは、私たちの体内で起こる生化学反応をさします。

栄養軽視の日本の医療傾向、それに「栄養を入れるとがんが大きくなる」などの誤解もあります。がんはものすごい勢いで身体から栄養を奪い大きくなります。栄養を摂らなければ、あっというまに栄養障害に陥ってしまいます。

大目次

序章 病院で「栄養障害」がつくられる

第1章 がんと栄養をめぐる誤解

第2章 病状や病気が違えば栄養管理も異なる

第3章 老いと栄養

第4章 栄養についてもっと知る

終章 食べて治す

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