池田千恵の『「あさ4時起き」で、すべてがうまく回りだす!』を読んで

『「あさ4時起き」で、すべてがうまく回りだす!』:池田千恵

今の自分を変えたい人、必読!

行き詰っている自分を打開したい。仕事、勉強、生活習慣に何の進歩もなく、ただ時間に流されていく自分を変えたい、バージョンアップしたいと、誰もが年数回は思っているのではないでしょうか。

私は夜型です。夜、深夜の生産性を信じて、朝型に変えようとは思いませんでした。朝も良いなと、思ったのは、この五月に二週間田舎で過ごしたときです。老いた母は、夜は9時に寝ます。しょうがないので私も9時に布団に入りました。最初の夜は寝つけなくて、黎明でカーテンが薄明るくなり始めた4時に布団を出て台所でお湯を沸かして珈琲を飲んでいました。睡眠不足で、次の夜は9時に布団に入り、目を覚ますと朝4時でした。その日から二週間、朝4時に起きて、珈琲を飲みながら、書斎で兄の蔵書を読んだり、書き写したり、ブログの更新、メールのチェックをしていました。

東京に戻ったら、また夜型に戻ってしまいました。ただ、夜の生産性が高いというのは、朝に弱い私の思い込みでした。朝型の生活に変えることが、一番簡単な自己改革ではないかと思い初めています。

「あさ4時起き」で、すべてがうまく回りだす!

この本の題名の『「朝4時起きで」で、すべてがうまく回りだす』に嘘はないでしょう。ハウツ本ですが、著者は、ネガティブでダメだった自分が、「朝4時起き」でどのように変わったいったかを、私小説のように具体的に語っています。二度の大学受験の失敗、それが生活パターンを朝型に変えて慶応大学に合格、しかし早起きをすっかり忘れてしまった大学時代、勘違いOLだった「ワタミ」の新入社員時代、勘違いしたまま関連会社へ出向、そして外資系コンサルティング会社へ契約社員で転職、この時大学入試の「早起きによる成功体験」を思い出して、朝型に切り替えました。

* 朝、6時過ぎにに会社の近くのファミレスでドリンクバーを注文、新聞に目を通す、目指していた日本ソムリエ協会認定「ソムリエエキスパート」「パン教室」などの勉強、読書、ブログなど、
* 8時半、始業30分前に出社してメールチェック、一日の仕事のシミュレーションをして、始業と同時に全力スタートできる環境を整える、劇的に作業効率が上がり、評価されて、契約社員から正社員、平社員からシニアスタッフと順調にキャリアを構築。
* 一方、早朝の勉強、仕事の効率化で、残業も少なくなって、夜の時間は天然酵母パン教室講師の養成学校に通ったり、教室を開ける免許を取得。会社の許可を得て、週末限定でパン教室、チーズ教室を開くようになる。

このように言っています。
起床から始業までの限られた時間を細かく区切って実践するためにには、いやおうでも時間密度を意識せざるえません。—
時間密度とプレッシャーをもっと高めよう。ーーーそう書くと、
「いつもそんな時間に追われた生活をしていたら、息が詰まりそう」
「私には無理」
と言う人もいらしゃるかもしれません。でも、そんなことはないのです。逆説的ですが、時間密度が高まると同時に「忙しい」という口癖も消えるのです。なぜならば、朝は誰にも邪魔されない唯一の時間で、その時間を自由に使える使えていると感覚が味わえるからです。——そもそも「忙しい」「時間に追われている」と思ってしまうのは、自分の意志と関係ない、他の要因に振り回されている感覚があるからです。

本の大見出し

  1. 少しでも楽に朝4時に起きするには?
  2. そもそも私が早起き始めた理由
  3. 朝4時起きて得した時間を仕事に活かす
  4. 朝4時起きで最適なワーク・ライフ・バランスを!
  5. ワークとライフを上手に融合させる方法

最後の5章の、手帳、モバイルPC, ICレコーダー、辞書の使い方は参考になります。それに脳を活性化させる朝の食事も紹介していますよ。

それに、会社の帰りに、会社、同僚の悪口、愚痴を言ったりとかの無駄で、ネガティブな人間関係も精算できますよ。

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