『東大首席弁護士が実践!誰でもできる完全独学勉強術』

『東大首席弁護士が実践!誰でもできる完全独学勉強術』:山口真由著

七回読み勉強法の実践編を読んで

著者は小学生の時、城山三郎原作のNHKドラマ『官僚たちの夏』を見て、大蔵官僚になることを決意したそうです。東大法学部を目指し、東大在学中に司法試験、国家公務員試験1種に合格、全単位「優」の主席で卒業、そして財務官僚となって決意を実現させました。

実現させたのが「七回読み勉強法」です。七回読みの具体的方法、モティベーションの保持、集中力、それに、不得意なことについても正直に述べています。この本の一番の目的は受験、試験に合格するための勉強法の紹介です。インプットされたものを記憶に留める方法は、普段の読書、仕事にも役立つはずです。

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著者は頭が良いのでしょう。でも、このように述べています。地方の高校から、その高校唯一の現役東大合格者として東大に入ってくる人がいます。有名進学校と違い、ほぼ独力で勝ち上がってくる地方の秀才は、”ほぼ天才”の部類に入ります。そんな天才たちにかこまれ、「努力で頭が良いひと」をキープできたのが「七回読み勉強」です。

著者は、札幌の公立中学校から東京の有名進学校、筑波大学付属高校に入学しています。自分の勉強法「教科書中心、ノートはとらない、七回読み勉強法」を信じ、塾には通っていません。

七回読みは、記憶の「下地を作る」、「記憶」、「再読」、「記憶」、「想起」と、合理的な記憶法だと思います。多くの知の巨人も、これに近い読書法でしょう。インプットしても忘れては何にもなりませんから。

七回読みとは、眺めるだけの助走読みに極意?

七回読みを、370頁(1頁400–500字)の高校の日本史の教科書を例に具体的に説明しています。
* 1–3回:眺める(助走)
* 4–5回:読む(本走)
* 6–7回:叩き込む(完走)
著書を引用して、簡単に要約します。詳細は著書をお読みください。

1回目

眺めるだけ
スピード:4秒/頁(見開き8秒)、必要時間:26分
目の動き:サーチライトのようにジグザク 左から右、右から左。図表は見ない
ポイント:ひっかかる漢字だけ唱える

2回目

眺めるだけ
スピード:4秒/頁(見開き8秒)、必要時間:26分
目の動き:サーチライトのようにジグザク 左から右、右から左、図表は見ない
ポイント:拾った漢字と数字を唱える

3回目

眺めるだけ
スピード:8秒/頁(見開き16秒)、必要時間:1時間
目の動き:レーザーライトのように1行1行 左から右、左から右、図表は見ない
ポイント:1, 2回目よりもう少し丁寧に全体を拾う

4回目

読む
スピード:約20秒(見開き約40秒)、必要時間:2時間
目の動き;普通に黙読、図表はさらっと
ポイント:普通に読んで文章の意味を拾う

5回目

読む
スピード:約20秒(見開き約40秒)、必要時間:約2時間
目の動き;普通に黙読、図表も読む、
ポイント:次に読む内容を少しずつ予想できる、理解度をいっきに8割にアップ

6回目

読む
スピード:約25秒(見開き50秒)、必要時間:約2.5時間
目の動き:(普通に黙読+拾い読み要約)頁を読み終えたら、次の頁にすすむ前にさっと頭からサーチライト読み
ポイント:内容を要約する

7回目

読む
スピード:約25秒(見開き50秒)、必要時間:約2.5時間
目の動き:(拾い読み要約+普通に黙読)6回目の逆、先にサーチライト読みで要約、そして普通に黙読
ポイント:要約したあとに読んで記憶を固める

7回読みは1日の終えるのでなく分割して日をおいて行います。その方が思い違いを避け、長期に記憶に残ると思います。

速読ですね

著者は速読とは言っていませんが、眺めるでけで素早く頁をめくる方法は速読と似ています。驚いたのは眺めるだけのサーチライト読み(ジグザグ読み)です。速読法の視点の移動にはいくつかの方法があります。私が自分にあっているという視点の動かし方は著者と同じジグザク読みです。縦読みの場合は3行同時に少し斜めに上から下へ、次の三行は下から上に視点を移動しています。その3行を、4行、5行に増やそうとトレーニングしています。それに、私も読み終えた頁にさっと目を通すことはよく行います。
私も基本は数回の再読ですが、著者が試行錯誤で作りあげた7回読み勉強法を一度何かに試してみたいと思っています。


7回読みの先にあるもの

7回読みの先には著者だけが知っている快感があるような気がします。違った加速感のようなものではないでしょうか。

速読のすすめ

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