『1行バカ売れ』:川上徹也著
1日どれくらいのキャッチコピーを見ているでしょうか、流行語となって万人に受けるコピーもあり、自分に特別ひびくコピーもあります。わたしは本屋に山積みされた本の帯のキャッチコピーに惹かれて手に取り、つい買ってしまいます。そんな魔法のような1行の効果に、コピーライターはイマジネーションが豊かだなと思っています。でもパッと浮かんだイマジネーションだけではないようです。「惹きつける、売れる言葉」を書くためには法則があるようです。
あなたの知らない「売れる言葉」の法則
著者が言っています。この本は「単に販売にかかわる人ではなく、「言葉のちから」で仕事や人生を変えたいすべての人が気軽に買って読める本」、「あなたが、自分でキャッチコピーを書くような仕事についていなくても、事例だけ読んで雑談のネタとして十分に使えます」
事例が紹介されているキャッチコピーの一部
神宮球場を連日満員にしたコピー
人気が低迷している早慶戦のポスターのコピーが話題になりました。
ハンカチ以来パッとしないわね、 早稲田さん
ビリギャルって言葉がお似合いよ、慶應さん
「売れる言葉」の法則
「売れる言葉」の書き方について、事例コピーで分かりやすく、体系的に説明しています。
言葉を強くする2つの方法
常套句をさける
言葉の組み合わせを考える
スルーされないための大原則受け手に「自分と関係ある」と思ってもらう5W10H
「言葉を見つける」-What to say
「短く的確に言い表す」-How to say言葉を見つける」–5W
- ニュースを知らせる
- 得することを提示する
- 欲望を刺激する
- 恐怖と不安でやさしく脅す
- 信用を売りにつなげる
「短く的確に言い表す」–10H
- ターゲットを限定する
- 問いかける
- 圧縮して言い切る
- 対比&本歌取り
- 誇張をエンタメ化
- 重要な情報をかくす
- 数字やランキングを使う
- 比喩でひきつける
- 常識の逆を言う
- 本気でお願いする
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