『珠玉の中国語エッセイで学ぶ 長文読解の秘訣』:佐藤晴彦、毛丹青著
新しい勉強を始めるとき、気が短いので入門、初級レベルなのに中級、上級レベルの教材などを用意してしまいます。この本もそんな一冊でした。この本は気に入っていて、時々開いては教材のエッセイを読んでいます。中国語の語彙が増え、文法がわかってくると、新たに気づくことも多く繰り返して読んでも飽きません。こんなエッセイを書きたいな…と思っています。
この本の良い所
毛丹青の12編の情感あるエッセイ
「老牛的眼睛」、「我的祖母」,「一副难忘的画」,「月牙儿」,「阿熊的故事」,「京都的景观」,「语言的视觉性格」,「北京大学的教授」,「京都飞雪」,「行走的”博客”」, 「北京街道的声音」,「梦飞花」
「老牛的眼睛」
本書から私がタイプした例です。
文毎の解説(文法のポイントと語句)が親切
すべてのエッセイの1文ごとに解説されています。だから初級者の私にもなんとか理解することができました。長文読解の秘訣ですから、主語と述語を見つけ方を繰り返し説明しています。
ピンイン付原文と日本語訳
CDの朗読がついているので、ピンイン付テキストを見ながら聴き取りトレーニングができます。
CDの朗読は、毛丹青とティエン・ユエン(田原)です。私は特に、女優で作家、ミュージシャン、それに可愛いティエン・ユエンが朗読している「我的祖母」と「一副难忘的画」が大好きです。
巻末のいい所をついた「文法用語の解説」が良い
10数頁と短い文法解説です。ここは最近読んで気がつきました。いい所をついた文法解説なんですよ。
中古本でしか手にはいらないようです。人気なのでしょうか値段はあまり下がってないでね。
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