『トヨタで学んだ「紙1枚!」にまとめる技術』:浅田すぐる著
『紙1枚!」トヨタ50年間の知恵が凝縮した手法
紙と3色ボールペンがあったらすぐに実践できる
『トヨタの一枚』文化がトヨタに定着したのは、60年代の半ばから70年代半ばだそうです。50年も前のことです。高度成長期から一転変動相場制、オイルショックと、日本の環境が大変化した時代です。そんな変化を乗り切るために考え出された手法だったようです。そして70,000人の社員があたり前のよう使っています。
本書は2015年に出版されてからロングセラー化している本で、「トヨタの1枚」が分かりやすく説明されています。
さらに、紙1枚に簡単にまとめるための手書手法『エクセル1』、『ロジック3」を紹介しています。
必要なものは「テーマ」、「紙」、「3色ボールペン」だけです。私はすぐに実践しました。
Chapter 1の「なぜトヨタはナンバーワンなのか?」
私がマークした箇所をランダムに引用します。
3つの特徴:「ひと目で全体が見える」、「枠がある」、「枠ごとにタイトルがある」
- どんな説明より「一枚」の書類が機能する
- 一覧性を持たせ一目でわかる
- 考え抜かれた「1枚」は無駄な情報を省く
- 読んでわかるのではなく見てわかる、短い時間に結論が出せる
- 実際に書くことによって、自分がわかっている部分、わからない部分がわかる
- 型が大事:共通のテーマ:目的、現状、課題、対策、スケジュール
- 会議の無駄がない
- 人を育てる:パソコンの社員共有サーバーに保管、情報を共有する
Chapter 2 「トヨタで学んだ「紙1枚!」にまとめる技術〜基礎編
Chapter 3 『トヨタで学んだ「紙1枚!」にまとめる技術〜応用編
これからが本題です。
「紙1枚にまとめる」ための前段階の思考整理法
-
情報を紙に「整理する」
- 自分の考えを書類に「まとめる」
- 書類に内容を誰か「伝える」
この3ステップから資料化して整理する、シンプルで有効な手書き手法「エクセル1」、「ロジック3」を説明しています。
紙と3色ボールペンがあれば、すぐに使えるシンプルな手法です。
考えをまとめるための有効な手法です。
読んだらすぐに応用してみてください。
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